- 御由緒 -
当神社は、第六十代醍醐天皇の延長五年(九二七年)に編纂された『延喜式(えんぎしき)神明帳』所載、武蔵國多摩郡八座の内にて官祭の社で、重き御社であったと伝えられている。
御祭神は水神様で、青渭大神(あおいのおおかみ)・水波能売大神(みずはのめのおおかみ)・青沼押比売命(あおぬまおしひめのみこと)である。
往古は、社前に凡そ五町歩余の境内地があり、大池に滾々と湧き水あり、青波を湛えていた所から青波天神社とも称された。青渭・青波共に水の意であり、『渭』とは広遠に波立つ様を云い水面に打ち寄せる意で、水神様を祀った古社である。
明治六年十二月、郷社に列せられ、深大寺町の総鎮守・総氏神となる。
平成四年十月に再建・竣工された御社殿は、総青森檜葉(ヒバ)造りで大変貴重な建築物とされている。尚、江戸時代深大寺村の総鎮守は、深大寺境内にある深沙大王堂であり、深大寺は当神社の別当寺であった。
- ご神木 -
鳥居に向かって左側にあり、幹囲いは目通り凡そ5.5メートル・高さ34メートル、樹齢600年から700年の老樹であるが、現在もなお樹勢旺盛である。
ケヤキは古名を槻(ツキ)と云い、『新編武蔵風土記稿』に「社ノ傍二囲一丈五尺アマリノ槻ノ老樹アリ」、また『江戸名所図絵』にも「社前槻の老樹あり、数百余霜を経たるものなり」などと見えて文化文政期(1804~30年)から既に目立つ巨木であった。調布市内現存最古の樹木で、昭和47年4月市天然記念物に指定された。
近年では、ケヤキのウロが「ハート型に見える」、「縁結びにご利益あり」と多くの若い男女の参拝が後を絶たない。
- 年間行事 -
行事 | 期間 |
---|---|
初詣 | 元旦~7日 |
どんど焼き | 1月大寒前後の土曜または日曜 |
節分祭豆撒き式 | 2月3日の午後4時 |
祈年祭(きねんさい) | 2月17日 秋の豊かな実りを祈願する祭典 |
例大祭・神興渡御 | 10月第3週の土曜・日曜 |
七五三祭 | 11月15日 |
新嘗祭(にいなめさい) | 11月23日 秋の豊かな実りに感謝する祭典 |
大祓式(おおはらえしき) | 12月30日 一年間の罪・穢を祓い清め、清々しく新年を迎える式典 |
- 御祈願 -
七五三
七五三の祝いを、髪置き(かみおき)・袴着(はかまぎ)・帯解き(おびとき)と言います。髪置きは三歳の男女児の祝いで、今まで剃っていた髪を伸ばし始める儀式。袴着は五歳の男児の祝いで、男子の正装として初めて袴をつける儀式。帯解きは七歳の女児の祝いで、着物の付け紐を取り、女子の正装である帯に替える儀式です。こうした儀式が大切にされてきたのは、昔は『七歳までは神の内』と云われ、七歳までの子どもの死亡率が高く、「生死は全て神様の心の内」とされた為、ひたすら子どもの無事成長を神様に祈願した事に由来します。
現在では、十一月十五日に氏神様に参詣し、子どもの無事成長を神様に感謝すると共に、今後の更なる成長と健康を神様に祈願する儀式となりました。
また、十一月十五日は霜月祭(しもつきさい/秋の収穫感謝祭)にあたり、一年で最も大吉の日とされています。
- 安産
- 初宮詣
- 七五三詣
- ランドセルのお祓い
- 神前結婚式
- 厄年祓い
- 交通安全
- 家内安全
- 身体健全
- 徐災招福(災難除け)
- 方位除け
- 商売繁盛(事業繁栄)
- 出張祭典 -
- 地鎮祭
- 家祓い
- 神棚祓い
- 工事安全
- 井戸祓い
- 神葬祭(埋葬祭・霊祭)
- その他
- 神葬祭 -
内容 | 奉納 |
---|---|
通夜祭・葬場祭 | 250,000円~、車代20,000円 |
葬場祭(一日葬) | 150,000円~、車代10,000円 |
火葬祭(直葬) | 50,000円~、車代10,000円 |
尚、祭祀料につきましては、ご喪家の経済事情等もございますので、詳しくはお気軽にご相談下さい。
また、祭祀料によって式の内容が変わる事は一切ございません。
誠心誠意、ご奉仕致します。
まずは当神社社務所までご連絡下さい。
神葬祭申込書はこちら